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家庭園芸で出やすい主な病虫害とその対策

害虫
害虫名、病名
被害植物
症状
  
予防策と適用薬剤
  
アブラムシ
ほぼすべての植物 新芽や新葉、つぼみ、花などに群棲
して樹液を吸汁し、生育を阻害する
ほか、ウイルス病を媒介したり、す
す病の原因ともなる
日照、通風の良い場所で管理すること。発生した
ら4〜5日おきにマラソン、スミチオンなどを散布
する。鉢栽培ではオルトラン粒剤などを鉢土の
表面に散布しても有効
カイガラムシ類
ほぼすべての樹木類 非常に種類が多い。主に幹や枝に定
着してアブラムシ以上の吸汁被害を
与える。ときには枝枯れを起こすほ
か、ひどいすす病を併発する
成虫は硬い殻をかぶったものが多く、殺虫剤を散
布してもなかなか効かない。5〜8月の幼虫が孵
化した時期に散布するか、冬の間にマシン油乳剤
を散布するのが有効
コナジラミ類
アザレア、サルビア、ゼ
ラニウム、フクシア、ハ
イビスカスなど
セミのような姿をした2〜3mmの吸
汁性害虫で、若い葉の裏に寄生し、
葉を縮ませたり、すす病を併発する
特にオンシツコナジラミに注意を。葉裏をまめに
観察し、発生初期にスプラサイド、DDVPの各
1,000倍液を散布する
グンバイムシ類
サツキ、ツツジ類にツツ
ジグンバイムシが発生し、
サクラ、ボケなどにナシ
グンバイムシが発生する
高温、乾燥を好む吸汁性害虫で、年
に何度も発生を繰り返す。葉裏にひ
そみ、吸汁痕が増えると白いかすり
状となる
風通しのよい場所で管理し、ときどき葉水を与え
るとよい。発生したらマラソン、スミチオン、デ
ィプテレックスなどの1,000倍液を葉裏から散布
して駆除する
ハダニ類
ほぼすべての植物 葉裏に群棲する性質が強く、吸汁被
害を与えるが、ごく微細な虫なので
見つけにくい。被害が広まると葉が
白っぽくなる
昆虫ではなく、節足動物なので、普通の殺虫剤で
は効果がない。マラソンや各種の殺ダニ剤を散布
する。乾燥を好むので、ときどき全体に強い葉水
をかけるのも効果的
イモムシ、
ケムシ類
種類が多く、ほぼすべて
の植物に発生する
蛾や蝶の幼虫で、ことにアメリカシロヒ
トリ、オビカレハ、チャドクガ、オオス
カシバ、ベニスズメなどは重要害虫。葉
や花を食害し、丸坊主にすることもある
大型で目につくものは捕殺するのが手っとり早い。
チャドクガやアメリカシロヒトリの幼虫が大発生
した場合は、群棲している枝葉を、竿の先に灯油
をしみ込ませた布を巻いて焼却するのが有効
ネキリムシ
ほとんどの草花苗や野菜
苗に発生する
夜行性で、昼間は株元近くの土中に
ひそみ、夜になると現れて地際部を
かみ切って食害する
被害株付近の土中を探して幼虫を捕殺する
ナメクジ
ほぼすべての植物。こと
に草花やラン類への被害
が大きい
日中は鉢裏や落ち葉の下などに隠れ、
日没ごろから現れて若葉や花弁、つ
ぼみ、新根などを食害する
夜間に見まわって捕殺するか、ナメクジ誘引剤を
用いて誘殺する。なお、カタツムリも同様の被害を
与えるので、同じ要領で駆除する
病気
うどんこ病
バラ、ガーベラ、ベゴニ
ア、スイートピー、ウリ
類、カシ類、サルスベリ
などに特に多く発生する
若葉や花梗などにうどん粉をまぶし
たように白いかびが現れる。白い粉
のようなものは胞子で、これによって
病気が蔓延していく
高温多湿時に多く発生する。窒素肥料の与えすぎ
に注意。発生初期にトップジンM、モレスタンな
どを散布して蔓延を防ぐ。樹木類は冬期に石灰硫
黄合剤を散布して予防
灰色かび病
ほぼすべての植物 若葉や花弁、茎に発生し、初期には
水浸状のしみが見られるだけだが、
やがて腐敗して灰褐色のかびが発生
する
通風が悪かったり、窒素肥料が多すぎて軟弱に育
つと、被害が広がりやすい。発病したらすぐにベ
ンレートやスミレックス、トップジンMなどの殺菌剤
を1週間おきに2〜3回散布して蔓延を防ぐ
花腐れ菌核病
ツツジ類、ツバキ、サザ
ンカなど
灰色かび病に似るが、花だけに現れ
罹病部はかびが発生するかわりに、
ネズミの糞のような菌核をつくる
開花時に雨に当てたり、窒素肥料を与えすぎた
ときに出やすい。病気にかかった花は集めて
焼却する。発病前にベンレートやトップジンMを
散布して予防に努める
斑点性病害
キク、ユリ、ダリア、バ
ラ、ツバキ、ツツジなど
病原菌の種類によって、斑点病、黒
点病、黒星病、褐斑病、黒斑病、白
星病、赤星病など、さまざまな名称が
つけられている
初夏の多湿時に発生しやすい。初期に殺菌剤を散
布して蔓延を防ぐ。通風と日当りをよくし、葉に
直接水をかけない。また病葉は早く摘み取って
処分する
すす病
ほぼすべての植物 葉や枝、幹の表面がすすを塗ったよ
うに汚く黒く汚れる。ただし、この
かびは植物からは養分をとらないので
直接の害はない
アブラムシやカイガラムシ、コナジラミなどの害
虫が排泄した液を栄養源とするので、こうした
吸汁性害虫の駆除に努めれば自然と消滅する
モザイク病
ほぼすべての植物 葉や花弁にぼんやりとした濃淡がま
だらに入ったり、株全体が異常に
小さくなったりする。チューリップでは
花に斑が入ったりする
ウイルスによる病気で、かかったからの防除は
できない。ウイルスを媒介するアブラムシやコナ
ジラミをできるだけ防ぐ。またハサミなどの傷口から
も感染する
根頭癌腫病
ボケ、サクラ、モモ、バ
ラ、ダリア、キクなど
地際から根にかけて大きな瘤が現れ、
しだいに株が衰弱して枯れる。土壌
細菌によるもので傷口から侵入する
被害株は抜いて処分し、土を入れかえる。か
かった株の治療は困難
軟腐病
キク、ジニア、アイリス
類、チューリップ、ユリ
などの各種草花
地際から根下部にかけて溶けたよう
になって腐敗し、悪臭を放つ
高温多湿時に多発する。害虫の食害部や刃物の切
り口から侵入し、発生すると治療は困難。傷口を
つくらないことが一番